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「めかくしおに」@ゲ日記
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- 2006/11/23(Thu) -
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詩 ++++++++++ 不意にぶつかった指先に捕まって 喧騒が遠のいた 今更、だけど 今だから、こそ 君の眼を見ることが出来なかった もう、自分に嘘をつくことはやめたんだ 後悔してしまうことに気づいたから だからいつも直線的に前を向いて 自分に正直で居られるようにと唇を噛んだ あの日あの時あの場所で 君の指先を握り返し その瞳を見据えることができたのならば 今と違った未来が見えただろうか 君は心臓から出血多量 その傷は僕がつけたに違いはないのに 今更? 僕が君にしてやれることはもう無いのだと 自分自身に言い聞かせて瞼を閉じる 握り返されなかった君の温もりは 落胆したように離れていくだけ もう取り返しはつかないんだ 君はもう充分に傷ついた だからもう、幸せになっていいんだよ 白く浮かび上がる吐息に心がギチギチ鳴く 痛い、これはあの子の痛みだ 僕が一生背負うべき罪の味だ。 ++++++++++ スポンサーサイト
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